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高潮ハザードマップの解説

  • この「高潮ハザードマップ」は、高潮浸水想定区域図作成の手引き Ver.1.10(H27.7)に基づき作成した高潮浸水想定区域図に、避難場所やリアルタイム情報等のアイコンを掲載したものです。
  • 高潮浸水想定区域図は、高潮浸水シミュレーションにより高潮が発生した場合の浸水の範囲や深さ、浸水継続時間について、10m四方単位で色分けして表示したものであり、台風の設定条件は、室戸台風級の台風が上陸時の気圧(910hPa)を保持したまま、伊勢湾台風級の速度(73km/h)で各海岸の潮位偏差が最大となる経路を通過することとしています。
  • 台風による降雨を想定し、河川流量(基本高水流量を基本とし現況施設を考慮した流量)を設定し、想定最大規模の高潮と同時に一定規模の洪水が発生することを想定しています。なお、降雨の影響は、河川の流量以外に見込んでいません。また、台風に伴う波浪の影響についても考慮しています。
  • 海岸保全施設や河川施設である堤防等は、最悪の事態を想定し、潮位(河川水位)や波が一定の条件に達した段階で破壊するものとして扱っています。
  • 地形データについては、航空レーザ測量により10m四方単位で地盤高さを設定しています。また、河川については既往の河川縦横断測量資料をもとに河道情報を反映しています。防潮堤については、航空レーザ測量等をもとに高さを設定しています。
  • 現在の技術的な知見に基づき、既往最大規模の台風を参考に、想定し得る最大規模の高潮による浸水の状況をシミュレーションにより推定しましたが、実際には、これよりも大きな高潮が発生する可能性もあります。また、その場合の浸水継続時間は長くなります。
  • 台風の通過時刻と天文潮位との関係等、各種要因により計算の前提条件が異なる場合、浸水する範囲や浸水の深さ、浸水継続時間が変わる可能性があります。
  • 浸水の継続時間の目安となる浸水の深さは、避難が困難となり孤立する可能性のある水深である 0.5mを基本とし、この水深以上の深さが継続する時間を表示しています。
    また、一旦水が引いて0.5mを下回った後、再び増水して0.5mを上回った場合は、最初に0.5mを上回ってから、最終的に0.5mを下回るまでの通算時間(0.5mを下回っている時間を含む)としています。
  • シミュレーション実施以降の地形状況の変化についても考慮されていないため、地図上に着色されていない地域においても浸水する場合や、浸水深や浸水継続時間が変わる場合があります。
  • 「堤防等が破壊しない場合」については、潮位(河川水位)や波が堤防等の破壊する条件を超えても、破壊しないものと仮定した場合での浸水の範囲や深さ、浸水継続時間について表示したものです。
  • 「堤防等が破壊しない場合」とは、設計外力以上の外力が発生しても、施設の安全性が確保されているということではなく、仮に破壊しない場合でも、高潮の浸水が発生する可能性があることを示しています。避難のためには、「破壊する場合」という最悪の条件を念頭に置き、気象庁が事前に発表する台風情報や、各市町が作成するハザードマップ等を活用してください。
  • より詳細な条件や、ご不明な点につきましては、土木部 港湾課[電話078-362-3540(直通)]までお問い合わせください。

ハザードマップの解説

  各ハザードマップの解説はこちらをクリックしてください。


洪水 土砂災害 津波 高潮 ため池

避難場所、避難所の図記号について

このハザードマップに掲載している避難場所、避難所の図記号は下記のとおりです。

避難場所

 災害による危険が迫った際、緊急に避難する場所。洪水、土砂災害、津波、高潮、ため池災害ごとに表記しています。

  • 避難場所アイコン災害対策基本法改正(平成25年)に基づき、市町が指定した「指定緊急避難場所」等
  • 津波避難場所アイコン避難場所のうち、津波による浸水想定区域内において、一時もしくは緊急避難・退避する津波避難場所(建物以外)
    市町が独自に指定している場合もある
  • 津波避難ビルアイコン避難場所のうち、津波による浸水想定区域内において、一時もしくは緊急避難・退避する津波避難ビル(建物)
    市町が独自に指定している場合もある

避難所

 災害発生時に一時滞在する施設

  • 避難所アイコン災害対策基本法改正(平成25年)に基づき、市町が指定した「指定避難所」等
  • 避難所アイコン災害対策基本法改正(平成25年)以前の避難所

なお、避難場所と避難所を兼ねる場合は、下記のように表記しています。

  • 避難場所アイコン